角田製茶 KAKUDA SEICHA

角田製茶は、茶処として知られる福岡県八女市上陽町で、栽培から最後の仕上げまで丁寧に自園自製のお茶作りを行っています。

品種は約10種類。山で作られるお茶ならではの美味しさを最大限に引き出せるよう職人たちの手によって丁寧に作られます。
大切に作られた茶葉は自社工場にて、蒸し、乾燥、ブレンド、全てにこだわり、香り高くまろやかでコクのある最高のお茶に仕上げていきます。
角田製茶では通常のリーフの他、ティーバッグや粉末茶など、茶葉から用途に合わせ栽培し、形態に一番合ったお茶を提供しています。

有機肥料と自家製堆肥を使った土づくり、農薬使用を最小限に抑え、ミネラルバランスを考えた環境にやさしいお茶の栽培を心掛けています。
ミネラル不足は植物の耐久性を減少させます。そのため、病害虫の発生が増加し、農薬の散布回数も増えてしまうことになります。そこで、私たちは、ミネラルを有効に活用し、茶樹の耐久性を増やして農薬の使用を最小限に止めています。
こうして健康に育ったお茶は葉の厚みが増し、製品もお茶本来のコクと甘味、渋味、苦味、香り、すべてが際立ち、まろやかで深みのある味となります。
標高350mの山間に春が訪れ、私たちの茶畑の丈夫な茶樹から柔らかな茶葉が芽吹きます。エメラルドにも例えられるさわやかな緑茶の茶葉一枚一枚には、安心で美味しいお茶を召し上がっていただきたいという、私たちの願いが込められています。
摘んだお茶の加工からはお茶師の仕事です。
まずは生葉を蒸し、丁寧に揉んで乾燥させる製茶。これによってできるのが荒茶です。どんなに良質の茶葉でも、製茶によって実力を100%引き出せるかどうかで、製品の質が決まります。
特に蒸し工程は、出来上がりのお茶の味を決めるといっても過言ではなく、お茶師は蒸しの段階から、最終製品をイメージして作業しています。
八女茶は伝統的に「深蒸し」と言って、じっくり時間をかけ、茶の芯まで蒸し上げます。それによってまろやかでコクのあるお茶となるのです。他の工程をコンピューター管理できても、蒸し工程だけは工場の特色が出てきます。
揉み工程は、水分を取ることと形を揃えることが目的。よく揉んだ後、乾燥させて荒茶が出来上がります。
製茶によって茶葉の中に眠っていた「美味しさ」が目覚め、新しい命が吹き込まれるのです。
製茶によって新たな生命を吹き込まれたお茶を最終的な商品に仕上げるのが精選です。
この工程では、荒茶の粉や茎を取り除いて、火入れをします。そして、それぞれのお茶の特徴やクセを活かしてブレンドします。
ここで大切なのは、火入れです。コクと旨味の強い深蒸し茶に、強めの火入れをすることによってさっぱりとした後口となります。
また意外に知られていないのが、茶葉のブレンドです。私たちが栽培しているお茶の品種は約10種。例えば、香りは弱いが旨味の強い品種と香りの強い品種をブレンドすることで、香りも立ち、旨味もしっかりとしたお茶を作ることができます。これもお茶師の腕の見せどころです。
お茶師の職人が最終製品の味を決めますが、これも自園・自製の茶舗ならではの素材に対する深い理解があってのこと。
茶畑で丹精込められて育てられた一枚の茶葉が、美味しいお茶となるまでの過程に徹底してこどわること。それが「生粋」のお茶をつくるための、たった一つの方法なのです。

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